慣れてない猫を慣れさせること~ポンタの例

またまたブログの間が開いてしまいました。暑いですね…!

前回と前々回、我が家には何故こんなに飼い猫が多いのかというお話をしましたが9匹目であるポンタの話がまだだったので、ボランティアである保護猫活動の話を交えてお伝えしようと思います。

TNRとTNA

前者は一般の方でも最近よく耳にすると思います。

1.Trap(野良猫を捕獲)

2.Neuter(避妊・去勢手術と耳カット)※不妊手術済みの目印として、猫の耳先をVカットします=さくら耳と呼ばれています。

3.Return(元の場所へ戻す)

野良猫の数を減らし蛇口をストップさせていくために欠かせないこのTNRですが、最後のRがAになった「Adoption(譲渡する)」

里親が見つかるまで保護をし、譲渡に向けて初期医療をし、人慣れをさせて、譲渡会に展示をし、SNSなどでもお知らせして募集をする…とても大変なんです、これが。時間もお金もかかります。それが子猫ならおよそ1~3か月以内に里親が決まることが殆どです。しかし成猫はどうでしょうか。

ベタ慣れの子で、比較的年齢が若く、FIVも白血病も陰性であれば割と早く決まる傾向にあります。人気の毛色なんてのもありますが(笑)見た目以上に、成猫さんの良いところは性格がハッキリしているので対応しやすい。なので性格が一番。やはり人が好きな猫は希望者さんも安心して受け入れてくれることが多いです。

なので、成猫の保護は基本的に、人馴れ傾向の強い子に限っています。慣れてる子を放つのは虐待に遇うリスクも高いですし。

慣れていない子=譲渡にどれくらいの期間を要するか見通し立たないため、可哀想ではありますが、基本的にはリターンを選択しています。

我が家にやってきたカップルさん

「子猫がいる」と聞いたのは一昨年の年の瀬でした。場所はかつて、きなこのお母さんを捕獲した私の親族宅の庭。

何度か見に行ったのですが子猫には会えず。母猫がいるなら連れ去ったりもするので、一旦その子の捕獲は諦めていました。

去年の4月、ついにその子に会うことができました。茶トラの女の子でした。

そしてその子といつも一緒にいたのがポンタでした。

捕獲機を2台並べて仕掛け、数時間後…仲良く並んで捕獲できました!

茶トラ→ハニーは、推定半年くらいの月齢で、ポンタは推定3~5歳くらい。兄妹ではありません。

しかし仲良しだったので、怖がりなハニーの心の安定のためにポンタも一緒にいさせてあげようと思い、譲渡の方向に決め、術後リターンしませんでした。この選択はすぐに後悔することとなりました(;’∀’)

捕獲時のポンタです↓とても大人しい。隙間から差し出したちゅーるも舐めてくれた。

しかしそれは仮の姿…恐怖で固まってただけでした。

本性あらわる!

手術終え、さくら耳になったポンタを捕獲機からケージに移しました。

お顔が傷だらけ(´;ω;`)ケンカしたのかな?

タヌキみたいなずんぐり体形で可愛いね。とコミュニケーションを試みようとしたら早速「シャー!」そして「カッ!!」

そっちでしたか……見通し甘かったです。

ハニーは若い子なのでそこそこ慣れてくれて、保護部屋を早々に卒業、室内フリーへとステップを踏みましたがポンタは1か月経っても心を開いてくれません。

それで私がコミュニケーションに使用したのがぴょこぴょこ動かせる猫じゃらし↓

まぁまぁ気持ちよさそうです(^^♪
これは伸びる孫の手で頭をカキカキしています

道具、大事ですね。しかし人の素手はどうしても怖いようで、近づけるとパンチされます。

ハニーと入れ替わりに別の成猫(雌3匹)と同部屋になったポンタ。顔の大きな雄はモテると聞いたことありますが、皆さんポンタに熱い視線を向けていました(笑)

その子たちも卒業したころ、ポンタの下痢が始まり…ケージ内でのストレスもあるのかなとケージの扉を開けて室内フリーにしてみました。

その頃に保護部屋に来たかなをという仮名の女の子と仲良くなり、譲渡するまでの1か月半ほど、一緒に過ごしていました。

次々とお部屋に来る保護猫と仲良くなるポンタ

やはり猫同士コミュニケーションを取ると表情も柔らかくなりますね。

私には全然心を開きませんが。

こんなこともありました。ご飯をあげようとしてたのに顔が近いのが気に入らなかったようで、すごい力で顔を殴られ爪が突き刺さって血は流れるわ、痣ができて1か月消えないわ…痛かったよ、ポンタ😢

でも、かなをが卒業した去年夏頃から、だましだまし素手で触れるようになったのです!

猫じゃらしで撫でるとうっとりして目を閉じるので、すかさず手と入れ替え撫でまくり→ポンタ気づかず(笑)といったコミュを毎日行いました。

狂暴さんに変化が!

思い切って家庭内フリーにしたのは去年の10月頃ですね、うちの飼い猫たちと仲良くなりたいみたいだったので。特にひょうのことがお気に入りなので、丁度保護猫のいない時期だったため、保護部屋に1匹は寂しいだろうと、出してみました。

ベッドで寛ぐポンタ

それは突然のデレでした!

他の子を撫でていたらポンタがその子にすり寄って来たので、猫同士のスリスリに便乗して私も撫でてみたらそのまま撫でさせてくれたのです。

紐にじゃれるポンタ

その頃から急激に慣れてきた?のか、私に向かってシャー言うことはなくなりました。威嚇がないということは受け入れてくれたのでしょうか。スリ寄ってくれたり、触ろうとすると背中を差し出して、撫でて!というポーズ、そして気分が良いと尻上がりのポーズにもなります。

ぺろりんちょ

こうなると人馴れしたということになるのでしょうか?里親は見つかるかどうか?譲渡会に出すことも考えました。

しかしウチにお客さんが来ると速攻隠れて潜んでいるんです。私以外の人間はどうにもダメみたいです。

そして私でも、正面から顔に手を伸ばすと嫌みたいで、殴られます。後ろからなら何しても大丈夫で抱っこもできるんですが。

表情がほんとに穏やかになりました!

足が短くお腹はボテっとしていてまん丸の大きなお顔。ほんとに可愛いと思うし、私以外の人間が大丈夫であれば譲渡できたかも知れません。しかしそこがネックなのと、通院でさえ捕まえる際に大暴れする外出嫌い、そしてこの子はFIV陽性でもありますので、里親募集するのは諦めました。

諦めて、9匹目に

正直、8匹でもどうかと思うのにまさかの9匹目になってしまうとは…ですがもう決めたことです。おうき、きなこと同じFIVですが最後まで穏やかに生を全うできるよう努力します!

推定5歳、たまに童心に帰る

この子の性格は人一倍怖がりで、そのために威嚇したり手が出たりしたんだということも今ではよく分かります。うちの子たちの中にいても一歩引いていたり、1歳未満の保護猫に追いかけられたり(笑)でも猫同士のおでこゴッツンが好きみたいで、少しウザがられていてもめげずにコミュ取りに行く姿も可愛い。

すっかりイエネコ♡

ちなみに、ポンタはきなこのお兄ちゃんかもしれません。

きなこのお母さんと同じ保護現場での発見、

そして約5年前にきなこママが生んだ子猫3匹の内1匹を保護して飼っているご近所さんの話で特徴一致(ちなみにもう1匹は2歳位の時にTNR)と、私も3年前にポンタらしき猫を目撃していたので。

憶測ですが。ブチャっとしたお顔もなんとなく似ています。

目下の悩みは、来年の春にワクチン連れて行くのにまたオシッコ振りまいて暴れるのかなぁ…ってことですね。今から気が重い!(笑)

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