2か月ほど開いてしまいましたが(;^_^)前回の続きになります。
多頭になってしまった経緯の続きですが、ちょうど3年前の今頃までは飼い猫は6匹でした。
ウマ、しん、せい、てん、ひょう、もー です。

活動のはじまり
しんたち三つ子のママのチョコラ(ナナ)を保護・譲渡したことがきっかけで保護団体に入った私ですが、ちょうどその頃から気になっている猫がいました。その子を保護したく捕獲の相談しようとしてた矢先。
妊婦猫、発見
当時、諸事情で、近所の親族宅に何度か出向かなければいけない用がありまして。そこで初めて気づいた事実。
ノラ猫に餌やりしている!そして、妊娠している猫がいる!
時期は春。発情している雄や雌もいます。大変!
優先順位が変わりまして。これは何とかしなければいけない!
手術するため、捕獲のお手伝いをお願いして、そして3匹の野良猫を捕獲・保護しました。
手術までの数日間ウチで保護したのは妊婦含めた雌2匹、雄1匹。雌の2匹は母娘で、娘猫の方は2~3歳でしたが妊娠してませんでした。その子と雄はTNRになりました。
問題なのはお母さん猫の方です。臨月でして、お医者さんにはあと1週間で出産すると言われた。堕胎は可能だとも。
一瞬悩みましたが、臨月での堕胎は危険なのではないかと思い、ウチで生んでもらうことにしました。病院では血液検査、ノミダニ駆除のみしてもらい、そのまま保護して、かりんちゃんという名前で呼ぶことにしました。ちなみにHIV陽性でした(´;ω;`)…
犬歯が1本抜けているかりんちゃんは、割と高齢のようでした。
子猫の誕生
産むためのダン箱を用意し、体調にも気をつかいました。長い野良生活のためか私を威嚇し全く心を開かないまま、一週間後の4月25日、かりんちゃんは子猫を4匹生みました。

遠慮して中々観察できませんでしたが、出産前は頻繁に鳴いてました。ある朝、静かになったのでそーっと覗くと、かりんのお腹の下に、もにょもにょ動く毛玉たち…生まれた!
茶トラ2匹は雄。ママそっくりのサビと、麦わらサビは雌。
写真では同化して何が何やら…ですね(笑)
子猫たちは本当に可愛かったです。生まれた時から私がいるので、全く威嚇することもなく存在を受け入れてくれました。
きなこ、こむぎ、あずき、おかかという仮名をつけました。
生後1か月近く経った頃、子猫にお母さんのヘルペスウイルスが移ってしまい、たちまち結膜炎から角膜炎に…目の粘膜が腫れてしまいました。
治療は2か月近く続きました。目薬、飲み薬を1日数回…目薬も投薬もすごく嫌がり暴れるので可哀想ですが、チビたちには頑張ってもらいました。ついでに私も頑張りました。その頃はいつも手が生傷だらけでした。
子猫たちの角膜炎は無事治ったかというと失明は免れたのですが、きなこだけ右目に白濁が残ってしまいました。ほかの子も涙が出やすいという後遺症が残りました。野外ではなく家で生まれたのにワクチンも打てない小さな月齢でお母さんから風邪をもらってしまうという悲劇。それだけ長年外の生活を強いられたかりんちゃんのヘルペスが初乳の抗体よりも強かったのかもしれません。
そしてチビたちはHIVももらってしまっていました。(後にうちの子になったきなこは大人になって再検査しましたが同じく陽性でした…)
7月の終わりに全員避妊去勢手術をし、きなこ以外の3匹は私の友人のもとに譲渡しました。今でも時々元気な姿を確認しています!

ウチに残ったきなこ。残した理由は目の白濁ではなく(きなこを欲していた友人は全く気にならないと言ってくれた)、譲渡先に行く前日に下痢、嘔吐があったので医者にかかり、心配だし長期的な経過観察も必要と言われたので、きなこを望んでいた友人には同じ茶トラのこむぎを勧めました。きなこの代わりにこむぎが行くことになり、残したきなこは体調も元に戻ったので、譲渡会で里親を探す予定でしたが…。生まれた時から世話しているので、何となく手放すのが惜しくなり、うちの7匹目にすることに決めました。

白濁、目やに、涙、そこからくる鼻水くしゃみという後遺症のあるきなこですが、大きく育ち、とても元気です。
ちなみにお母さんのかりんちゃんは、ボランティア仲間が引き取ってくれました。この子もとても元気で、人懐っこい猫に大変身を遂げました…!(私には全然なつきませんでしたが)
おうき保護のはなし
前述の、気にかけていた猫の件。保護が中断になったままでした。
それは前回語った、お隣に住み着いていた、ひょう&もーのママのタヌちゃん(行方不明)の兄弟である黒白ハチワレ君です。
この子も長らく行方不明だったんですが2019年の年明け頃、約1年半ぶりに近所で見かけたのです。生きてたんだ!良かった。
今はお隣ではない近所の家で餌をもらっている様子でした。この子をおうきと呼ぶことにしました。
おうきはある日、うちのベランダに姿を見せました。
ひょう、もーの伯父であるこの子を私は保護しようと考え、馴らすために餌やりを始めました。

うちにかりんちゃんが来て、きなこたちが生まれて…。その間もずっとおうきに餌やりを続けてました。春~夏と忙しく、すぐ保護する余裕はなかったけど、かりんを譲渡して、ようやくおうきのターン!
9月、大型台風が上陸する予報が出たので、その前日に捕獲を実行することにしました。その頃にはおうきはかなり馴れていましたが、素手で捕獲するのは難しそうだったため捕獲機を借りました。
成功!予報通り台風は直撃し、かなりの雨風だったので捕獲できて良かった!ケージの中はだいぶストレスだったおうきも無事に去勢手術して、家にも馴染みつつありました…が!まさかの
2回のプリズンブレイク
10月はじめ夏日があり、暑いので2階の窓を網戸にしてたんです。出先から戻ったらおうきがいなくて、網戸に穴が開けられていた。まさか!?って思ったけど他の子たちは家にいるので犯人は明確でした。今までそこから飛び降りた子なんかいなかった……おうきが初めてでした。
…で、ちょっと探すと彼はすぐ見つかりました。うちの他に餌をもらっていた近所のお家の敷地に戻ってました。そのお宅の方と連絡を取りつつ、おうきもすぐにウチのベランダに現れるようになったので餌やりをして3週間くらい経ってから素手で捕獲しました!
2回目の脱獄は年末でした。今度こそすっかりウチに馴染んだように見えてたけど、5年ほど外で暮らした子としては、どうしてもお外に戻りたかったのか…
玄関を開けた時、すぐ後ろにいたんでしょうね。15㎝ほどの隙間からダーッと飛び出していき、ビックリして呼んだけど、全力疾走で去っていきました。
あ~……またやられた…2日ほどしてまたベランダに現れたのでとっさに捕まえたのですが驚いて威嚇して逃げていき…失敗;
また信頼関係を築くために毎日の餌やりスタートです(^_^;)そして再度捕まえるのに1か月を要しました。2度目もご機嫌を取りながらナデナデして素手でだっこして家の中へ。成功!
捕獲機を使わなかったのは、最初に一度使ってるので多分警戒してダメかなと。とりあえず再々保護できて良かった2020年の1月末。それ以来一度も脱走してません。玄関等の出入りの際には細心の注意をしているのと、家中の脱走防止柵を頑丈なものに作り替えたからです。10数万かかりましたが。まさに秦国最強の将軍の名を与えただけのことはある最強猫(何の漫画が好きかバレバレですね)

そのおうきもHIV陽性でして、あと私以外の人間は苦手だったりすることもあり、里親を探すつもりだったんですが、うちの子として迎え入れることにしました。
そういうわけで1年のうちに2匹増えて8匹になった我が家。
さすがにマックスかなと思っていましたが……
はい、ポンタのことはまた後日お話しします。
それ以前に保護ボラを始めてから保護猫の預かりも断続的にしてまして、飼い猫と合わせると家に10数匹いる、なんてこともよくありまして、もう1匹2匹増えたっていう感覚もあったもんではないんですけどね(笑)